我が家の売却体験談1〜家を売るきっかけから査定まで〜
家やマンション等の住宅や土地など、不動産の売却は普通の人なら一生に一度あるかないかの一大事。
今、まさに「家を売らなきゃいけない」って状況の場合、どんな感じで売っていくんだろう?私にも売れるの?って知りたくなるのが普通ですよね。
ということで、実際に『我が家を売却された方の体験談(30代女性)』について詳細に聞き取りを行いました。
売却体験記としてまとめて頂きましたのでご紹介します。
皆さんの不動産売却の参考になれば幸いです。
体験記の流れと概要
我が家の売却体験記の流れは以下のような感じで進みます。
売却体験記1〜きっかけから査定まで〜
1)家を売るきっかけ
2)売りたい価格について
3)いつまでに売るか
4)家の売却にあたって不安だったこと
5)売却時(家を売る時)に最初にしたこと
6)初めての査定
7)査定2
売却体験記2〜売却開始から引き渡し〜
8)契約
9)売却活動の推移
10)まとめ
我が家のスペックについて
まず、我が家の詳細ですが、大体下に書いたようなスペックです。
・土地面積190u(59坪)
・建物述べ面積115.5u(37坪)
・4LDK、木造2階建
・2006年築※売却時築10年
・住宅ローン残高 2,980万円
家自体は築10年で最寄駅からも結構近くと悪くはないんですが、特別豪華な造りとか、ハイセンスな感じというわけではなく、いわゆる普通の一戸建てって感じです。
1)家を売ることになった理由ときっかけ
家を売ることになったきっかけは、「経済的な問題」と「親の介護問題」でした。
住宅ローンの支払いが厳しい…
まず、経済的な面ですが、これが一番大きな理由でした。
住宅ローンの支払いは、109,000円/月。ボーナス払いは無し。
共働きではないので、月10万円以上のローンって結構厳しいです。。
ちなみに、家族構成は、夫婦二人と子供二人の合計四人。
子供は高校生の長女と中学生の長男。
長女は私立高校に通うことになったため、教育費も結構かさむようになってきました。
更に、もともと貯金は多くはなかったんですが、家庭の事情で結構な出費があり、貯金はスズメの涙ほどって状態でした。
今後、長男も私立高校に通うだろうってことを考えると、さらに経済的に厳しくなるのは必至。。
このまま住宅ローンを払い続けられるのかとっても不安な日々を送ってました^^;
親の介護問題
そして、もう一つは親の介護問題です。
うちの両親(別居です)も結構高齢になってきて、体も弱ってきてました。
特に母親の方は骨も弱ってきて、たびたび膝や腰を痛めて動けなくなることも・・・。
ゆくゆくは一緒に住むことを考えてはいたんですが、そろそろ本気で考えなきゃいけないなって思ってたんですね。
つまり、
・経済的にローンの支払いが厳しくなっていた
・そろそろ親との同居も考える時期に来ていた
という二つの理由です。
約10年間住んできた愛着のあるマイホームではありますが(TT)、諸事情により手放すことを決意したという経緯です。
で、しばらく家を売ることを頭の中で考えつつ、2015年の2月から3月くらいに不動産屋を探し始めたって感じです。
そして、ここで、「いつまでにいくらで売るか?」っていうのを真剣に考え始めました。
ちなみに、まだこの時点では、家の売却について全く知識のない状態です。
2)売りたい価格
家を売るとなったら、まず一番気になるのが売却価格です。
我が家の場合、住宅ローン残高が約2,980万円あったので、最低でもこれ以上、正確に言えば、
2,980万円+不動産屋に支払う手数料
より高くというのが希望価格です。
実は、この時点では手数料ってどれくらい必要なのか?っていうのは知りませんでした。
ただ、漠然と結構取られるんだろうな。。。って思って気になってたという感じです。
3)いつまでに売るか
次にいつまでに売るかですが、もちろんできるだけ早く売りたいというのが本音でした。
理由は、
・遅くなればなるほど家(不動産)の評価額が下がる
・ローンを支払い続けるも厳しいし勿体無い
という2点です。
売るのはもう心に決めていたので、少しでも早く売りたかったのですが、期間を決めないのも良くないので、最悪でもその年(2015年中)には売ることを目標としました。
4)家の売却にあたって不安だったこと
いざ家を売るとは決めたものの、漠然とした不安みたいなことは結構ありました。
当時の不安をざっと挙げると、下のような感じ。
・希望通りの価格で売れるのか?
・すっごい安くなったらどうしよう?
・そもそも売れなかったらどうしよう?
と、不動産売却の初心者なら絶対に思うだろう「希望通りに売れるのか?」ってことですね。。
ご多分にもれず、私もまったくもって同じでした。。
さらに、物件としての価値としては、
・カウンターキッチンの上に収納棚がある
→開放感を気にする人には受けないのでは?
・家の前が川
→大雨時の氾濫などを気にする人もいるのでは?
・壁紙がひび割れているところがあるけど大丈夫かな?
等々。
最初は何もわからないので、細かいところまで不安ばかりが付きまとう感じでしたね^^;
5)売却時(家を売る時)に最初にしたこと
まず一番最初にしたのは、不動産屋探し。
具体的な方法は、不動産屋の新聞広告を片っ端からみました。
中でも「売ってください!」とか「●●市で探してます!」みたいな見出しが載ってる広告を重点的に探して、候補の数社をピックアップ。
その中から、素人考えながら、経験豊富そうな不動産屋に直接電話しました。
6)初めての査定
不動産屋に電話すると、早速現地(自宅)での査定が始まりました。
担当の方が家に来て、築年数や家の状況等を確認していきます。
その時の印象は、「結構こっちの話もしっかり聞いてくれて対応がいい」って感じでイメージが良く、一瞬「もう、ここに決めようかな」って思っちゃったくらいです。
ただ、後々になって思い返すと、庭とか細かいところをちゃんと見てくれていなかったようです。
(うちの庭はそこそこ広く、結構手入れもしていたのでしっかり見てほしかった・・・)
その時、手数料についても確認して「売却額の3%+6万円」が手数料ということを始めて知りました。
恥ずかしながら、かなり無知だった私はもっとたくさん取られると思っていたので、ちょっとだけ安心したことを覚えています。
そして、訪問査定が終わって一週間後くらいに、「査定報告書」が届きました。
届いたというより、担当者の方が家まで持ってきて説明をしてくれました。
気になる査定額は・・・
2,852万円
実際の査定書はこんな感じです↓。
※実際は査定額の根拠や計算式など、もっと詳細な資料がまとめられた冊子になってるんですが、写真は最終的な査定額のページです。
見た瞬間、
「ガビーン」
「ローン残高が2,980万円だから、それすら払えないじゃん、、、」
「手数料も払ったら大損だわ・・・」
って感じ。
その時の気持ちというか感想は、もちろん「安いな」とは思ったんですが、
「ああ、やっぱりな。世の中甘くないよな・・・」と、少し諦めにも似た思いだったのが正直なところです。
まぁ、自分たちの家なんてそんなに価値がないんだな、あまり高くは売れないな、、しょうがないかなって思ったんですが、さすがに1社だけでは何とも言えないので、もう少し別の不動産屋を当たってみることにしました。
ここであまりにも無知ではいけないと思い、書籍を買ったりインターネットでいろいろと調べて心ばかり知識武装。
そして今度は新聞広告とかではなく、インターネットの一括査定サイトを利用しました。
一括査定サイトを見て思ったのが、
「なになに?一気に6社も同時に査定してもらえるの?めちゃ便利じゃん。」
「それぞれに電話しなくても1度条件を記入するだけでOK?めちゃ楽じゃん。」
「簡易査定と訪問査定があって、簡易査定なら簡単に結果だけもらえるって?」
「イエウールってサイトが業界最大の査定サイトなの?」
ってことで、さくさく必要事項を記入してとりあえず「簡易査定」を申請してみました。
今思えば、これがある意味、
我が家の売却活動の「転機」というか「ターニングポイント」だったと思います。
間も無く5社から簡易査定結果が届いたんですが、、、見てびっくり。
この時点でも結構提示額に差はありました。
最初に簡易査定を選んだのは、いきなり全部の不動産屋に来られても面倒だったからです。
そしてその中から3社ほど詳細査定(訪問査定)をお願いすることにしました。
その結果は・・・
ちょっと長くなったんで次のページで書きますねm(__)m
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